【ジュネーブモーターショー15】メルセデス SL に「ミッレミリア417」…伝説レースの栄光を讃える

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メルセデスベンツ SL スペシャルエディション・ミッレミリア417
メルセデスベンツ SL スペシャルエディション・ミッレミリア417 全 7 枚 拡大写真
ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは2月16日、『SLスペシャルエディション・ミッレミリア417』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー15で初公開される。

同車は、メルセデスベンツの最上級ロードスター、『SL』をベースにした特別モデル。車名の「ミッレミリア」は、1927年に始まったイタリアの伝統的公道レース。北部のブレシアを起点にローマへ南下し、再び北上して、ブレシアでゴールする。総走行距離が1000マイル(約1600km)であることから、ミッレミリアと呼ばれる。

メルセデスベンツは、ミッレミリアにおいて、多くの栄冠を手にしてきた。中でも1955年、カーナンバー「417号」の『300SL』が、11時間29分21秒のタイムで、量産スポーツカークラスを制した。この優勝から60年が経過したのを記念して、2015年に登場したのが、SLスペシャルエディション・ミッレミリア417。

外観は、前後スポイラーに赤いアクセントを追加。リアスポイラーのアクセントは、マットカーボンとなる。フロント19インチ、リア20インチのAMGパフォーマンスホイールは、ブラック仕上げ。赤いブレーキキャリパーも装備。室内は、「AMGライン」のシート、ブラックセンターコンソールなどで、特別感を演出した。

ベース車両は、「SL400」グレード。3リットルの直噴V型6気筒ツインターボエンジンは、最大出力333ps/5250-6000rpm、最大トルク48.9kgm/1600-4000rpmを発生する。、0-100km/h加速は5.2秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力を備えている。

《森脇稔》

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