イスラム教徒の不適切な行動、トレンガヌが取締強化へ マレーシア

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マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
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トレンガヌ州政府は、イスラム教徒の不適切な服装や行動、金曜日の礼拝に行かない若者の取り締まりを強化するため、3日間のカウンセリングを行うと明らかにした。

カウンセリングは宗教学校型式でおこなわれる。両親もカウンセリングに参加することが義務づけられる。

アブドル・ラーマン州首相によると、反対の声が上がる一方で、支持する声も出ている。罰則を科す代わりに、教育し不適切な行動を防ぐことが目的だという。取締官を増員し、ショッピング・モール等に配備し取締を強化していく方針だ。体にフィットした服装や男装、女装をした場合はシャリア(イスラム法)により最高で1,000リンギまたは6カ月の禁固刑、もしくは両方が科される。

トレンガヌ州イスラム・マレー遺産委員会(Maidam)は先ごろ、若者を中心とした市民の公共の場における振る舞いの監視を強める一貫として、肉親や配偶者ではない異性とバイクに相乗りすることや不適切な服装、あるいは男装、女装などを取り締まると明らかにしていた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、2月25日)

広瀬やよい

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