【ジュネーブモーターショー15】マクラーレン 675 LT、初公開… 650S に675psの軽量サーキット仕様

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マクラーン 675 LT
マクラーン 675 LT 全 8 枚 拡大写真

英国のスーパーカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは2月25日、マクラーレン『675 LT』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー15で初公開される。

675 LTは、マクラーレン『650 S』をベースに開発された本格サーキット走行にも対応する高性能モデル。3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、650S用に対して、部品の50%以上を新設計。最大出力は650 Sの650psから、675LTでは675ps/7100rpmまで引き上げられた。最大トルクは71.4kgm/5500-6500rpm。

また、650 Sに対して、およそ100kgの軽量化も達成。乾燥状態の車両重量は、1230kgに抑えられた。カーボンファイバー製のリップスポイラー、追加された冷却用のインテーク、ツインチタニウム・エグゾーストなど、多くの専用装備を盛り込む。

エアロダイナミクス性能も追求。車名の「LT」は、1997年に発表された伝説のレーシングカー、マクラーレン『F1 GTR』の特徴だったロングテールに由来。675LTには、「アクティブ・ロングテール・エアブレーキ」が採用される。マクラーレンによると、アクティブ・ロングテール・エアブレーキは、650Sに対して、ダウンフォースを40%引き上げる効果があるという。

トランスミッションは7速「SSG」。パワフルなエンジンと軽量化されたボディにより、マクラーレン675 LTは0‐100km/h加速2.9秒、最高速330km/hと、世界屈指のパフォーマンスを実現している。

《森脇稔》

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