近鉄、内部・八王子線の「ありがとう」記念切符発売

鉄道 企業動向
3月1日から発売される記念入場券のイメージ。全9駅の入場券と記念台紙が付く。
3月1日から発売される記念入場券のイメージ。全9駅の入場券と記念台紙が付く。 全 1 枚 拡大写真

近畿日本鉄道(近鉄)は2月27日、「『ありがとう近鉄内部・八王子線』記念入場券」を3月1日から発売すると発表した。

内部・八王子線は、近鉄四日市~日永~内部間5.7kmの内部線と、日永~西日野間1.3kmを結ぶ八王子線の総称。2本のレール幅(軌間)はJR在来線などより狭い762mmを採用しており、全国的にも貴重な存在となっている。

利用者の減少に伴う経営の悪化を受け、4月1日から公有民営の上下分離経営に移行する予定。四日市市が内部・八王子線の施設を保有し、近鉄と四日市市が設立した四日市あすなろう鉄道が列車を運行する。近鉄線としての運行は3月31日限りになる。

「『ありがとう近鉄内部・八王子線』記念入場券」は同線内にある全9駅の入場券セットで、発売額は1350円。近鉄四日市駅の内部線改札口と内部駅、近鉄四日市駅営業所で販売する。発売期間は3月1日から31日までだが、入場券として利用できるのは3月31日のみで、券面に記載された駅に限り利用できる。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  3. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  4. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  5. ポルシェ『911ターボS』新型、史上最強の711馬力ハイブリッド搭載..3635万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る