【ジュネーブモーターショー15】アウディ Q7 新型にPHV…58.8km/リットルの低燃費

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新型 アウディ Q7 e-トロン 3.0TDI クワトロ(ジュネーブモーターショー15)
新型 アウディ Q7 e-トロン 3.0TDI クワトロ(ジュネーブモーターショー15) 全 11 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、新型『Q7』の「Q7 e-トロン 3.0TDIクワトロ」を初公開した。

Q7は、アウディの最上級SUV。2世代目となる新型は1月、デトロイトモーターショー15でワールドプレミアされた。今回、ジュネーブモーターショー15で初公開されたQ7 e-トロン 3.0TDIクワトロは、新型Q7のプラグインハイブリッド車(PHV)となる。

Q7 e-トロン 3.0TDIクワトロは、アウディ初のディーゼルエンジンと組み合せた市販PHV。ディーゼルエンジンは、「3.0TDI」。直噴3.0リットルV型6気筒ターボディーゼルは、最大出力258hp、最大トルク61.2kgmを引き出す。

モーターは、8速ティプトロニックと一体設計されており、最大出力128hp、最大トルク35.7kgm。エンジンとモーターを合わせたシステム全体では、最大出力373hp、最大トルク71.4kgmを獲得する。Q7 e-トロン 3.0TDIクワトロは、4輪を駆動する「クワトロ」。0-100km/h加速6秒、最高速225km/hの性能を発揮する。

二次電池は、蓄電容量17.3kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大56kmをゼロエミッション走行できる。この効果もあって、欧州複合モード燃費58.8km/リットル、CO2排出量50g/km以下の優れた環境性能を達成している。

《森脇稔》

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