【メルセデス-マイバッハ Sクラス 発売】五感に訴える極上の快適性

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メルセデス-マイバッハ Sクラス
メルセデス-マイバッハ Sクラス 全 8 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツの新しいブランド“マイバッハ”。その第一弾は『マイバッハ Sクラス』で、五感で感じる極上の快適性と、未来へつながる知能を備えたショーファードリブンカーだという。

マイバッハ Sクラスは、『Sクラスロング』をベースにホイールベースを20cm延長。その延長部分は全て後席乗員の快適性向上に充てることで、ゆったりと余裕のある空間を実現した。その後席は、43.5度までリクライニングが可能なエグゼクティブシートを採用。「このシートにゆったり体を預け、移動中も極上の快適性を五感で感じてもらえることが出来る」とは、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長の弁。

上野氏曰く、量産車としては世界最高の静粛性を実現した後席では、ドイツのハイエンドオーディオメーカー、“ブルメスター”のハイエンド3Dサラウンドサウンドシステムにより、「自然で表情豊かな究極の音響空間を実現し、聴覚を満たす」。

そして、ホットストーン式マッサージ機能を含む6種類のマッサージプログラムや、アームレストなど手に触れる部分を快適な温度に温める各種ヒーターのほか、高級素材をクラフトマンシップで丹念に仕上げたインテリアが触覚を満たす。

嗅覚を満たすのはエアバランスパッケージだ。「寛ぎをもたらすマイバッハ専用の香りがエアアウトレットから室内一杯に広がる」と上野氏。そして、左右のそれぞれのリアシートに備えられた10インチ大画面モニターで視覚を満たすリアエンターテイメントシステム。

最後の味覚を満たすのは、「クーリングボックスでよく冷えたシャンパンだ。ドイツの高級銀食器メーカー、ROBBE & BERKING社がマイバッハのために作ったシャンパングラスで楽しんでもらえる」と上野氏はいう。

この五感に響く快適性は、マイバッハSクラスのベースとなったSクラスから始まっていた。メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部商品企画1課の木下潤一氏によると、「エナジャイジングコンフォート=クルマのレベルを超えた快適性といっているが、例えばデザインや香り、寛ぎから、より活力を与える、元気にさせるような快適性をSクラスセダンから始めており、それを更に高めたクルマがマイバッハSクラスだ」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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