パーム油バイオディーゼル10%添加「B10」、年内に導入へ マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
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マレーシア政府は今年、軽油にパーム油バイオディーゼルを10%添加した「B10」を導入する。

ダグラス・ウガー・エンバス農園産業一次産品相によると、「B10」導入により、国内のパーム油消費量の増加が見込まれており、消費量が120万トン増加することが予想されている。多種の産業向けや発電などでの利用も検討している。

マレーシア政府は2011年からバイオ燃料プログラムを実施、パーム油バイオディーゼルを5%を混合した「B5」を発表した。昨年11月には、マレーシア半島で7%添加した「B7」を導入、12月にはサバ州およびサラワク州で導入された。

マレーシア・パーム油委員会(MPOB)の発表によると、2015年1月のパーム原油(CPO)生産量は116万687トンで、前月比14.96%の減少となった。CPO在庫量は半島部、サラワク州、サバ州でそれぞれ10.54%、14.76%、2.53%それぞれ減少し、全体で11.49%の減少となった。

広瀬やよい

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