【スーパーフォーミュラ】近藤真彦監督率いるKONDO RACING、参戦体制を2台に拡大

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KONDO RACINGを率いて、SFに参戦している近藤真彦監督。
KONDO RACINGを率いて、SFに参戦している近藤真彦監督。 全 5 枚 拡大写真

5日、全日本選手権スーパーフォーミュラ(SF)に参戦するKONDO RACING(監督は近藤真彦氏)と、同チームにエンジン供給するトヨタは、同チームが今季参戦体制を2台へと拡大、ウィリアム・ブラーが加わることを発表した。

近年は1カーエントリーが続いていたKONDO RACINGが、久々に2カーへと体制を戻す。昨年、自身フル参戦初年度ながら開幕戦で2位に入るなど健闘し、シリーズ6位となったジェームス・ロシター(#3)の残留は1月末に発表済み。これにブラー(#4)が加わっての2台体制確立である。

ブラーはイギリス出身の22歳。フォーミュラ・ルノー3.5やイギリスF3選手権でキャリアを重ねてきた若手だという。今季のKONDO RACINGはロシター(31歳)&ブラーのイギリス勢コンビでシーズンに臨むこととなった。

モータースポーツを心から愛し、芸能活動との“本気の両立”を長く続けている近藤監督は、新季に向け意気上がる胸の内を以下のようなコメントで披露している。

「ジェームス選手には2台体制のメリットを生かして、チャンピオンを目指して頑張ってもらいたいです。ウィリアム選手の速さは確信していますが、初めてのサーキットが多いレースで大変だとは思いますので、早く日本のレースに慣れて、本来持っている速さを発揮してもらいたいですね。いずれにしても念願の2台体制でチーム力強化に繋がっていると思いますので、2015年、KONDO RACINGをぜひ応援してください」

近藤監督も言うように、2台体制でデータ量が増えることはエースのロシターにも確実に好材料。チームにとって2008年以来の優勝、そしてチーム初のチャンピオン獲得へ、2015年を飛躍のシーズンとする準備を整えたKONDO RACINGに大きな期待がかかる。

《遠藤俊幸》

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