ヤマハ、軽量・コンパクトな4ストローク船外機を発売…初の130馬力

船舶 企業動向
ヤマハ発動機4ストローク船外機「F130A」
ヤマハ発動機4ストローク船外機「F130A」 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、直列4気筒エンジンを採用し、軽量・コンパクト、耐久性と信頼性をコンセプトに開発した4ストローク船外機として初の130馬力モデル「F130A」を、4月1日から発売すると発表した。

新製品「F130A」は、2014年に発売した「F115B」をベースに、総排気量を1832ccにアップした直列4気筒のパワーユニットを採用した。130馬力クラスの4ストローク船外機として軽量・コンパクト化を達成し、幅広い用途に対応する。115馬力の前モデル「F115A」より約10キログラム軽量化した。

吸排気系の構造を見直したほか、ノッキングセンサーを加えたアンチ・ノッキング・コントロールを搭載するなどして、燃焼効率の向上を図った。フライホイールの重量バランスによって、エンジンの回転変動で生じる振動やクラッチ衝突音を抑制するほか、シフトダンパーシステムを採用し、シフト時のショックを大幅に軽減する。

デザインは「F115B」と同様、新デザインのカウリングを採用した。

環境面では、2008年CARB(カリフォルニア州大気資源局)の規制による最高基準値(3-STAR)を達成する。

販売計画は年間200台。価格はF130AETLが142万4000円、F130AETXが144万6000円。

《レスポンス編集部》

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