ヤマハ VMAX SHO シリーズ、185馬力の直4・4ストローク船外機を発売

船舶 企業動向
ヤマハ発動機の185馬力の4ストローク船外機「F185A」
ヤマハ発動機の185馬力の4ストローク船外機「F185A」 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、米国のバスボート市場向け「VMAX SHO」シリーズのニューモデルとして、185馬力の4ストローク船外機「F185A」を開発し、4月1日から国内で発売開始する。

新製品「F185A」は、新開発2785cc、直列4気筒のパワーユニットを採用し、ダンパーレスのフライホイール、シムレス・バルブリフターの採用、新素材の部品の採用などで軽量・コンパクト化を追求した。これによって重量バランスなどにより不可能だった小型バスボートへの搭載を可能にし、既存の2ストローク船外機や4ストローク船外機からの換装に対応する。

VCT(可変カムシャフトタイミング)の採用により、吸気効率を高め、低中速域でパワフルな推進力を発揮する。V6型のVMAX船外機と同タイプのロワーケースを採用し、水面下の抵抗を削減し、プロペラの性能を最大限に活用する。

4ストロークの最大馬力モデル「F350」と同様、ディンプルタイプのシリンダースリーブを採用するなどして耐久性の向上を図った。ECMにより、各部センサーの異常を素早く警告し、油圧低下やオーバーヒートなどの異常を感知したら、回転数を安全域に引き下げ、運転を継続するセーフシステムを装備する。

燃料を最適なタイミングで燃焼室に供給する「マルチ・ポイント・フュエルインジェクション」を採用し、低燃費性能と排出ガス低減を図った。大型ラバーマウントを配した新設計の「ロングスパンマウントシステム」、独自の「シフトダンパーシステム」などにより、急激なスラスト荷重やシフトショック・ノイズを効果的に低減する。

国内の販売計画は年間100台。価格は185万円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る