横浜ゴム、道路ジョイントYHTシリーズをリニューアル…90mmサイズも

自動車 ビジネス 企業動向
YHT-N型の製品断面
YHT-N型の製品断面 全 2 枚 拡大写真

横浜ゴムは、道路橋用伸縮装置(道路ジョイント)「YHT」シリーズをリニューアルし、「YHT-50-N」「YHT-70-N」の販売を開始した。

リニューアル品は道路ジョイントに求められる止水性と耐久性を向上させるとともに、新商品としてより大きい伸縮量に対応可能な自動車専用道路向け「YHT-90-N」も設定。伸縮許容量を90mmとする表面鋼製道路ジョイントは業界で初めて。

新製品「YHT-N」タイプは、伸縮止水用ゴム部分の厚みを増すことで機械的損傷への耐性を強化するとともに、道路ジョイント装置内部を全てゴムで覆う被覆構造とした。さらに鋼材部の露出をできるだけ少なくすることで、本体内部の腐食を防止し、長期間、性能確保する。

道路ジョイントは橋桁間や橋桁端部の繋ぎ目に止水の目的で設置され、同時に温度変化による橋桁の伸縮や地震発生時などの動きを吸収する。

最近では、橋梁の長寿命化対策などから、主に補修用として表面が鋼製の道路ジョイントの需要が拡大している。同社はこれまで、表面がゴム製の道路ジョイントを主にラインアップしていたが、市場動向に対応して鋼製の「YHT」シリーズを拡充した。

同シリーズとしては、既に「YHT-20」「YHT-30III」を販売しており、今回のリニューアルと新規サイズの発売により、高い耐久性や止水信頼性を持つ同シリーズのラインアップを充実し、販売を強化していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る