【ジュネーブモーターショー15】アウディ、最新のプロローグは「アバント」…PHVに進化

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アウディ プロローグ・アバント(ジュネーブモーターショー15)
アウディ プロローグ・アバント(ジュネーブモーターショー15) 全 12 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、コンセプトカーの『プロローグ・アバント』をワールドプレミアした。

アウディは2014年11月、ロサンゼルスモーターショー14において、コンセプトカーの『プロローグ』を初公開。プロローグは、大型の2ドアクーペ。今回、ジュネーブモーターショー15で初公開されたプロローグ・アバントは、その発展形。

プロローグ・アバントは、「アバント」の名前が示すように、5ドアのステーションワゴンとして登場。ボディサイズは、全長5110mm、全幅1970mmと堂々の大きさ。アウディの新デザイン言語を反映させたフロントマスクは、クーペ版のプロローグと共通イメージ。

ところで、2014年秋のロサンゼルスモーターショー14で最初にデビューしたプロローグは、直噴4.0リットルV型8気筒ツインターボ(最大出力605hp、最大トルク76.5kgm)を搭載。その後、2015年1月のCES15では、直噴4.0リットルV型8気筒ツインターボが、ハイブリッド化。モーターを追加することで、最大出力677hp、最大トルク96.9kgmへ強化された。

ジュネーブモーターショー15で初公開されたプロローグ・アバントは、パワートレインを、プラグインハイブリッド(PHV)化。エンジンは直噴3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル「TDI」。モーターを組み合わせて、システムトータルで、最大出力455hp、最大トルク76.5kgmを引き出す。EVモードでは、最大54kmをゼロエミッション走行可能。アウディは、プロローグの名前を冠したコンセプトカーで、3種類のパワートレインを使い分けて見せたことになる。

《森脇稔》

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