1MDB、債務返済計画のもと解体か TRXなどを切り離し

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

巨額の負債を抱え経営難に陥っている1マレーシア・デベロップメント(1MDB)は、債務返済計画のもとで解体される模様だ。

情報筋によると、2月に就任したばかりのアルル・カンダ・カンダサミー最高経営責任者は、発電部門子会社、エドラ・グローバル・エナジーの新規株式公開(IPO)を実施し、80%を売却する計画だ。また、現在推進しているトゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)とバンダル・マレーシアを、開発推進母体を1MDBから切り離し、独立した別会社とする。

同社は1MDBの業務見直しでエドラに重要な進展があったためIPOを延期を発表している。目論見書を書き直し、証券委員会に再提出する計画だ。

1MDBは2009年に設立されたトレンガヌ投資庁が前身で、トレンガヌ州で算出される石油ロイヤルティの投資が目的とされていた。ナジブ・ラザク首相が首相に就任した後名称を1MDBに変更した。1MDBは国内で2件の大型不動産開発事業を手掛け、またアジア域内で発電所、浄水場を15カ所所有しているが、負債は420億リンギに上っており、利子負担は年23億リンギ超に上る。現金収支も不足状態にある。

1MDBの保有資産は514億リンギだが、TRX、バンダル・マレーシアなど開発中の事業が多くを占めており、現金を生んでいない。
(ザ・サン、ザ・スター、3月6日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ついに今夏発売!? 三菱『パジェロ』次期型、その全貌が見えてきた
  2. トムスから究極のAE86レビン、「当時の姿のまま、走りだけ現代」…オートモビルカウンシル2026
  3. トヨタ『ノア』『ヴォクシー』一部改良、ハイブリッド車に統一…5月6日発売
  4. 黄砂の季節に愛車を守る! こすらない洗車がボディを救う理由 ~Weeklyメンテナンス~
  5. スバルが新型EV『トレイルシーカー』発表、航続734km…539万円から
  6. ホンダが小型EV『スーパーワン』を5月発売…オートモビルカウンシル2026に展示、用品も
  7. 安東弘樹氏が体感!ソフト99「G’ZOX」最上位『ハイモース コート ヴェリス』で体感した“別次元”の艶と撥水PR
  8. 初の旧車イベントが大盛況…第1回 ゆずの里 毛呂山町 昭和平成名車展示会
  9. パジェロか? 三菱自動車「新型クロスカントリーSUVを2026年内に投入」岸浦新社長…オートモビルカウンシル2026
  10. ポルシェ『911ターボS』新型が日本初公開、史上最強の711psツインターボハイブリッド搭載、3635万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る