事故を偽装、現金を騙し取った2人を送検

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走行中のクルマに接触したことを偽装したうえ、事故によって高級腕時計が破損したなどと言いがかりをつけ、クルマの運転者から現金を脅し取っていたとして、大阪府警は3日、22歳と23歳の男を詐欺や恐喝容疑で送検した。

大阪府警・吹田署によると、詐欺や恐喝容疑で送検された2人は、昨年9月から12月までの間、大阪府吹田市内や大阪市内などで交通事故(接触事故)を装い、相手方から高級腕時計の修理費を名目として、1回あたり約30万円を騙し取っていた疑いがもたれている。

22歳の男がターゲットとするクルマに中身の入ったペットボトルを投げつけ、接触した際の音と衝撃を偽装。23歳の男は事故の目撃者を装い、ターゲットとなったクルマを追跡し、運転者に対して「今、歩行者に当たったのに逃げましたよね?」などと問い詰める役割だった。

昨年9月と12月には吹田市内で、10月には大阪市淀川区内で犯行に及んでいたが、大阪の事件では事故を疑い、支払いを渋った相手方に対し、「家はわかったから、いつでも火を着けにいく」などと、放火を匂わせるような言葉で脅していたという。

《石田真一》

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