【鈴鹿ファン感謝デー15】閉幕、ホンダF1復活に沸いた2日間…のべ5万7000人が来場

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2015モータースポーツファン感謝デーの様子
2015モータースポーツファン感謝デーの様子 全 19 枚 拡大写真

今年は“HondaF1復活祭”と題して開催された鈴鹿サーキットの「2015モータースポーツファン感謝デー」は、8日に閉幕。2日間合計の来場者数は5万7000人に達した。

初日は午後から雨が降り始めるあいにくの天気となったが、2日目は朝から晴天に恵まれ、ゲートオープン前から多くのファンが列を作った。昨日同様にマクラーレン・ホンダのデモランやMotoGPバイク、レジェンドF1マシンの走行に加え小林可夢偉が参戦するスーパーフォーミュラのデモレースと盛りだくさんの内容。今日だけ来場というファンも多かったようで、F1マシンの迫力あるサウンドが響き渡るとどよめきも聞こえてくるほどだった。

お昼にはピットウォークが行なわれ、2日目にはデモレースを終えたスーパーフォーミュラのマシンがグリッドに並べられた状態での一般解放。間近でマシンを見られるとあって大人気の様子だった。

フィナーレでは、2日間トークショーなど多数のイベントに出演したデイモン・ヒル氏、ジャン・アレジ氏、中嶋悟氏が再び登場。ヒル氏は「日本のファンは、モータースポーツを本当に愛しているのを改めて感じることが出来た2日間だった」と2日間を振り返り、アレジ氏は「本当にエキサイティングな2日間だったし、この場で今年レースに参戦する息子を紹介することが出来てよかった。何より中嶋とデイモンという仲間に再会できて嬉しかった」と興奮した様子。中嶋氏も「特に今年はホンダがF1に参戦ということで、色んな方々に応援に来ていただき、自分もたくさんドライブしました。良い週末でした」と振り返った。

またヒル氏は来週開幕するオーストラリアGPにテレビコメンテーターとして向かう予定。「このファンの熱気を現地のチームメンバーに伝えておくよ」と約束してくれた。

そして、フィナーレで再びマクラーレン・ホンダのマシンに乗り込んだ3人が、グランドスタンドを含め各コーナーに詰めかけたファンにもう一度伝説のホンダF1サウンドを響かせ、イベントは終了した。

鈴鹿サーキットの発表によると、7日が2万3000人、8日は3万4000人が来場。いよいよ来週から始まるF1開幕戦に出走するマクラーレン・ホンダへの期待の高さがうかがえる2日間だった。

《吉田 知弘》

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