デルタ航空は、2月の輸送・財務実績を発表した。
旅客輸送人数は前年同月比6.7%増の1199万2657人と順調だった。座席利用率は前年同月から0.9ポイントダウンの80.3%だった。このうち、米国内線が横ばいの83.0%、国際線が2.5ポイントダウンの76.2%だった。国際線は大西洋線が4.4ポイントダウン、中南米線も2.1ポイントダウンした。
ユニットレベニュー(1供給座席マイル当たりの旅客収入、PRASM)は、為替影響により国際線が1.5ポイント減となったことから、前年に悪天候の影響で上昇したユニットレベニューから0.5ポイントマイナスとなり、同1.5%減となった。国際線ユニットレベニューが低下した分の一部を、堅調な米国内線、法人需要が相殺した。
全路線網のキャパシティ(供給座席マイル)は、悪天候による影響があった前年と比べて2ポイント増えた分を含め、全体で同6.3%増えた。
2月の幹線のコンプリーションファクター(運航の完了・達成率)は2ポイントアップの97.5%、定時到着率(到着予定時刻から14分以内の到着)が78%だった。