富士通ら世界の4社、新規格「ORI」のLTE実証実験に成功

エンターテインメント 話題
ORI Release 4ドキュメント表紙(ETSIサイトより)
ORI Release 4ドキュメント表紙(ETSIサイトより) 全 2 枚 拡大写真

 英Vodafone社、富士通、英Fujitsu Laboratories of Europe Limited(FLE)、独Kathrein社の4社は11日、国際標準規格「Open Radio Equipment Interface(ORI)」に準拠した装置を用いたLTE実証実験に、世界で初めて成功したことを発表した。

 「ORI」は、欧州電気通信標準化機構(ETSI)が2014年12月に標準化した、携帯電話基地局向けの標準規格。基地局のベースバンド装置と無線装置を異なるベンダーで構成しても、運用可能とするものだ。ORI Release 1ではLTE-AdvancedとUMTSの通信方式、Release 3ではGSM/GPRSの通信方式、Release 4ではC-RAN(Centralized-RAN)構成を想定した最適化をサポートしている。

 今回の実証実験では、ORIのRelease1が実装された富士通のベースバンド装置と、同じくORIのRelease1が実装されたKathrein社の無線装置を、光ファイバーで接続して検証を実施した。

富士通ら4社、国際標準規格「ORI」を用いたLTE実証実験に世界初成功

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る