トヨタ、IOCと10年間の最高位スポンサー契約

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トヨタ自動車の豊田章男社長(左)とIOCのトーマス・バッハ会長(右)
トヨタ自動車の豊田章男社長(左)とIOCのトーマス・バッハ会長(右) 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車は3月13日、国際オリンピック委員会(IOC)の最高位スポンサーになることでIOCと合意し、同日、都内のホテルで豊田章男社長とIOCのトーマス・バッハ会長が契約書に調印した。

これはIOCの「TOPパートナー」というスポンサーシップで、1業種1社のみの独占的な契約となる。今回、「モビリティー部門」が新設され、トヨタが2015年から2024年までの10年契約を交わした。16年までの2年間は日本国内のみ、17年から世界で5輪マークを使った宣伝活動などができる。契約金は公表していないが、既存スポンサーは1年当たり数十億円規模という。

このプログラムによるスポンサー企業は、これまで米コカ・コーラなど11社で、日本企業はパナソニックとブリヂストンの2社が契約している。

調印式で挨拶した豊田社長は「数ある自動車メーカーのなかでトヨタを選んでいただいたことを大変光栄に思っている。友情、結束、フェアプレイといったスポーツの力をより良い世界づくりにつなげるよう、お手伝いをしていきたい」と述べた。また、バッハ会長は「トヨタは世界の先頭を行くモビリティ企業だ。非常に嬉しく、光栄に思って迎えたい」と語った。

《池原照雄》

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