【シトロエン C4ピカソ 新型発売】コンセプトカーのデザインをそのまま市販モデルに

自動車 ニューモデル 新型車
シトロエン グランドC4ピカソ(右)・C4ピカソ(左)
シトロエン グランドC4ピカソ(右)・C4ピカソ(左) 全 8 枚 拡大写真

新型シトロエン『グランドC4ピカソ』と『C4ピカソ』のエクステリアデザインは、それぞれ別のデザイナーがデザインしたという。

【画像全8枚】

デザイナーが違うにもかかわらず、エクステリアデザインはかなり近いイメージが持たされた。プジョー・シトロエン・ジャポン広報部シトロエンPRマネジャーの村田佳代さんは、「フロントグリルなどで共通部分があり、これは、両車を統括するトップがいるので、そこで調整をしている。しかし、デザイナー同士では調整等は行われなかった」と明かす。

グランドC4ピカソとC4ピカソのデザイナーに対して、トップからの指示は、「ピカソらしさを活かすこと。それ以外は何もなかった」と村田さん。

それを踏まえ、グランドC4ピカソのデザインコンセプトは、「子供のころに夢見た未来のクルマだ」とし、「特にLEDのヘッドライトあたりなどにそのイメージが表れているだろう」と説明する。

グランドC4ピカソのベースとなったのは、ジュネーブモーターショー13で発表された『テクノスペースコンセプト』で、「まさにその未来感が表現されており、コンセプトカーがそのまま市販車になったような形だ」という。村田さんによると、「最近のシトロエンは、全くかけ離れたコンセプトカーというよりも、『カクタス』もそうだが、そのまま市販できるようなコンセプトカーの方向性が最近の傾向だ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. BMW『X5』次期型のデザインが判明! トヨタと共同開発の水素エンジンなど搭載
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. デザインを4割が評価、読者の感情:スズキ『クロスビー』改良新型…価格上昇に戸惑いも
  5. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る