日本精工、開業した北陸新幹線E7系・W7系向けに高機能軸受を納入

鉄道 企業動向
北陸新幹線に日本精工の高機能軸受が採用
北陸新幹線に日本精工の高機能軸受が採用 全 1 枚 拡大写真

日本精工は、3月14日に営業運転を開始した北陸新幹線のE7系、W7系に高機能軸受が採用されたと発表した。

北陸新幹線には、高速回転に対応するための低発熱化と、長距離走行に求められる軸受の長寿命化を実現するため、車軸用軸受として「油浴複列円筒ころ軸受」が採用された。

また、電動機用軸受内に電流が流れるスパーク現象によって寿命が減少する原因となる電食発生を防止するため、主電動機用軸受には「セラミック溶射絶縁軸受」が採用されたほか、大きな振動を受ける駆動装置用軸受には、軟窒化処理によって高い耐衝撃性を持つ「高強度保持器」が採用されている。

鉄道車両は、安全性、高信頼性に加え、高速化への対応、省エネのための小型・軽量化、メンテナンスの容易さなどが求めらる。日本精工は、1916年に日本初の軸受を開発して以来、1932年に国鉄のガソリン車車軸用に、円すいころ軸受を開発するなど、国産鉄道車両の進化を支えてきた。同社の鉄道車両向け事業は、国内トップシェアで、最近は、中国や欧州など、海外での鉄道向け事業を拡大している。

《レスポンス編集部》

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