【ポルシェ マカンターボ 試乗】クルマ好きを上手にくすぐってくる…諸星陽一

試乗記 輸入車
ポルシェ マカンターボ
ポルシェ マカンターボ 全 7 枚 拡大写真

ポルシェ初のSUVとして『カイエン』が登場したのが2002年、それからおよそ10年の月日を経て登場したのがポルシェ2代目のSUVとなる『マカン』。

【画像全7枚】

日本で発売されているマカンは2リットル直列4気筒の「マカン」、3リットルV型6気筒の「マカンS」、3.6リットルV型6気筒の「マカンターボ」の3種。こう書くとマカンターボだけがターボモデルのようだが、全車がターボ仕様のエンジンを搭載。ヨーロッパで発売されているディーゼルモデルもターボチャージドエンジンだ。

試乗できたのは、もっともパワフルな3.6リットルモデルで、最高出力/最大トルクは400馬力/56.1kgmと強大。マカンは適度なサイズも手伝ってじつに乗りやすいクルマに仕上げられている。強力なエンジンも普通に走っている分には十分に扱いやすいもので、とくに気張って乗る必要はない。V6エンジンということもあり、『911シリーズ』的な水平対向フィールもなく、ごくごく普通のクルマの印象をもっている。

しかし、アクセルをグイッと踏み込めば、その性格は一変する。しっかりと速く、それが快感になる。この速さの魅力の味付けの仕方がじつに上手。クルマ好きな人間が好きな部分を上手に上手にくすぐってくる。ただ速いだけでなく、加速感の出し方やクルマの姿勢、ノイズ…などなど、これができるのはスポーツカーを作ってきたメーカーだからこそ。

そして、インパネまわりの配置やデザインなどもポルシェのルールに従ったものとすることで、ポルシェに乗っているのだ…という感覚を十分に味わわせてくれる。その演出のうまさは、次もポルシェに乗りたいというオーナーの心を刺激すること確実だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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