福岡の3社局、運行情報の「相互乗入れ」実施

鉄道 企業動向
福岡市交通局は3月16日から相互表示を開始。地下鉄のほか他社の運行情報も表示していいる。
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福岡市交通局・西日本鉄道(西鉄)・JR九州の3社局はこのほど、運行情報の相互表示を始めると発表した。従来は各社局がそれぞれ単独で運行情報の案内を行っていたが、他社局の運行情報も提供することで利便性の向上を図る。

3社局の発表によると、国土交通省九州運輸局が開発した運行情報ウェブサイト「九州のりものinfo.com」のシステムを活用。福岡市交通局は3月16日から相互表示を開始している。全駅の改札口42カ所に47インチモニターを設置し、地下鉄線内は列車の位置や遅延などの情報を表示。他社路線は遅延や運行見合わせなどの情報を表示する。このほか、交通局のウェブサイトなどでも運行情報を表示する。

西鉄とJR九州は4月1日から相互表示を開始する予定。西鉄は西鉄福岡(天神)・薬院両駅と西鉄天神高速バスターミナルにモニターを設置し、西鉄高速バスや他社路線を含め遅延や運転見合わせなどの情報を表示する。JR九州は博多・小倉・千早・南福岡・天拝山各駅の改札口に設置しているモニターに、他社の運行情報をテロップで表示する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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