追突の弾みで暴走のタクシー、路肩の歩行者や自転車にも衝突

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14日午後10時35分ごろ、宮城県仙台市青葉区内の市道を走行していたタクシーが、前を走る別のタクシーに追突。追突側のタクシーは弾みで路外に逸脱し、歩行者2人や自転車に衝突した。一連の事故で7人が負傷。警察は運転していた57歳の男を逮捕している。

宮城県警・仙台中央署によると、現場は仙台市青葉区一番町4丁目付近で片側1車線の直線区間。走行していた2台のタクシーのうち、後方の車両が急加速して前走車に追突。その弾みで道路右側の路外に逸脱し、路肩を進行していた歩行者2人と自転車1台に接触。さらに走行を続け、道路沿いの壁面に衝突してようやく停止した。

この事故で歩行者の男女が全身打撲の重傷。自転車に乗っていた21歳の男性と、被追突側タクシーの運転者と乗客2人、追突側タクシーの乗客1人が打撲などの軽傷を負った。警察は追突側タクシーを運転していた若林区内に在住する57歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

事故を起こしたタクシーはハイブリッド車。聴取に対して男は「アクセルを踏みすぎ、急加速させてしまった。追突したことでさらに慌てた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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