RVが鳥取砂丘を暴走、自然公園法違反容疑で書類送検の方針

自動車 社会 社会

14日午前9時40分ごろ、鳥取県鳥取市内にある鳥取砂丘で、駐車場から進入してきたとみられるRVが上り坂でスタックして立ち往生するトラブルが起きた。鳥取砂丘は国の天然記念物に指定され、車両乗り入れが禁止されており、警察は運転者から事情を聞いている。

鳥取県警・鳥取署によると、現場は鳥取市浜坂付近。RVは砂丘南側の駐車場から砂丘内に侵入。スラロームしながら約1.3kmに渡って走行した疑いがもたれている。

鳥取砂丘は国定公園であるとともに、一部エリアが国の天然記念物に指定されて保護区域となっており、車両の乗り入れは禁止されている。警察には観光客などから「クルマが砂丘内を走り回っている」という通報が相次いだため、同署員が付近を捜索したところ、上り坂でスタックしているRVを発見。乗っていた兵庫県内に在住する20歳代の男性3人の身柄を確保し、自然公園法違反容疑で事情を聞いている。

聴取に対して3人は「砂丘にクルマを乗り入れることが禁止されているとは知らなかった」などと供述しているようだ。警察では3人を自然公園法違反容疑で書類送検する方針だが、違反行為が悪質と判断された場合、懲役6か月以下もしくは50万円以下の罰金が科せられる可能性があるという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る