エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンは、警察庁へエアバス・ヘリコプターズのシリーズ最新型となる「AS365N3+」を1機納入した。機体は警察庁へ納入後、広島県警へ引き渡された。
広島県警察航空隊は3月13日、就航式が開催され、これまで運用されていた「AS365N2」の後継機として新しい機体が配備された。広島県警では、昨年航空レスキュー隊を発足させており、ヘリコプターによる救助活動を強化した。新機の導入で警察業務でのヘリコプター運用の幅を広げる。
全国の警察では、今回納入した機体を含めてAS365が6機が運用されているほか、「BK117」シリーズも含め、合計32機のエアバス・ヘリコプターが運用されている。警察では警ら、警備、事件事故対応、捜索救助活動など任務にこれらヘリコプターを活用している。
AS365N3+は、ドーファンファミリーの4.5トンクラスのヘリコプターで、警察、消防・防災、報道などの幅広い分野で使用されている。国内では現在、50機以上のドーファンファミリーが運航している。