新たな民間航空会社、フライモジョ設立 セナイ空港拠点に運航へ

エマージング・マーケット 東南アジア

新たな民間航空会社フライモジョが17日、設立を発表した。ジョホール州ジョホールバルのセナイ国際空港を拠点に運航を行う。10月の運航開始が見込まれている。

ナジブ・ラザク首相、リオウ・ティオンライ運輸相などが臨席し17日、ランカウイ国際海事・航空宇宙展示会(LIMA)においてフライモジョの発表式典が行われた。

ジャナルダナン・ゴパラ・クリシュナン社長は、就航当初はマレーシア国内便及び東南アジア諸国連合(ASEAN)域内向けサービスを行うと発表。10ルートの就航を計画していると述べた。また第2の拠点をサバ州コタキナバルに置くと明らかにした。

フライモジョは同日、カナダのボンバルディア社と「CS100」20機を購入することで契約を締結した。契約の規模は14億7,000万米ドル(54億4,000万リンギ)。契約には追加で20機の購入オプションが付く。オプション付きの場合の規模は、29億4,000万米ドルとなる。

アブドル・アジズ・カパラウィ副運輸相は、フライモジョがセナイ国際空港を拠点に運航することで、セナイは域内の航空及び運輸の拠点となることができるとの見解を示した。また第2の拠点をコタキナバルに置くことで、サバ及びサラワク州の観光業の促進にもつながると述べた。

広瀬やよい

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