阪神、体験学習施設を開設…野菜栽培所と教習所など一体化

鉄道 企業動向
阪神は尼崎市内の高架下に子供向け体験学習施設「阪神まなび基地」を設ける。写真は保存車両の601形604号と1141形1150号。
阪神は尼崎市内の高架下に子供向け体験学習施設「阪神まなび基地」を設ける。写真は保存車両の601形604号と1141形1150号。 全 2 枚 拡大写真

阪神電気鉄道は3月17日、無料体験型学習施設「阪神電車まなび基地」(兵庫県尼崎市)を設けると発表した。同社の開業110周年記念日にあたる4月12日に開設し、近隣小学校などからの見学を受け入れる。

「まなび施設」は、阪神電鉄が2014年3月に開設した阪神野菜栽培所や、隣接する教習所などを一体化して子供向けの体験施設とするもの。場所は尼崎プールセンター前駅の高架下になる。

大正期から昭和期にかけて運用された601形電車604号と1141形電車1150号の保存車2両が展示されているほか、踏切設備や運転シミュレーターを備えた教習所もある。保存車では実際にハンドル操作を体験することができ、野菜栽培所でも水耕栽培の仕組みや野菜の成長過程を学習できるなど、鉄道だけでなく総合的な体験学習が可能となっている。

開設日の4月12日には最初の親子見学会が3回実施され、各回10組20人を募集する。申込みは同社の経営企画室がメールか郵便はがきで受け付ける。締切は郵便はがきが4月2日必着、メールが4月2日17時まで。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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