マレーシア投資詐欺被害者5人がガス中毒死、謀殺との噂も

エマージング・マーケット 東南アジア

中国広西省南寧を舞台とした投資詐欺ではマレーシア人も多数被害に遭っていることが分かっているが、ジョホール州出身の投資家5人が先ごろ渡航先の南寧でガス中毒によって死亡した事件を受けて、改めてマレーシア人の関心を集めている。

死亡した5人は15日、重症で入院した別の1人と共に南寧へ渡航したが、宿舎としていた高級アパートで同夜、ガス中毒となった。バスルームのガス温水器からのガス漏れが原因とみられている。実際、南寧ではわずか2カ月の間に41件ものガス中毒事件が起きており、10人が死亡しているという。

渡航目的は観光旅行だったとの報道もあるが、実は全員が「南寧投資計画」に投資した被害者であり、実際は投資回収に行くことが目的だったとされる。ガス中毒事故が起きたのが渡航の日の夜というあまりのタイミングの良さもあって、実は回収を免れるために主催者が仕組んだ謀殺だったのではないかとの不穏な噂も浮上している。

伊藤 祐介

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