テスラ モデルS、ワイヤレスアップデートで自動緊急ブレーキなどを追加

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テスラ モデルS
テスラ モデルS 全 3 枚 拡大写真

テスラモーターズは3月20日、現在販売中の『モデルS』について、無料ワイヤレスアップデートによる新機能の追加を行うと発表した。

今回のソフトウェアアップデート6.2では、ナビゲーションにトリッププランナーとレンジアシュアランスを追加する。

トリッププランナーでは、目的地を設定すると、ナビが必要に応じて自動的にスーパーチャージャー(無料充電スタンド)に立ち寄るようルートを検索。充電時は、必要な分だけ充電が完了するとiPhoneアプリ経由で通知。Androidアプリ経由では、行程に必要な充電の情報をモニターできる。

レンジアシュアランスは、航続距離が充電スタンドの圏外になりそうになるとドライバーに通知し、航続距離圏内のスーパーチャージャーや以前充電したことのある場所のリストを表示する。ドライバーがリストから充電スタンドを選ぶと、ナビが案内を開始。また、到着時の予想バッテリー残量も表示される。

また、ドライバーアシスト機能として、自動緊急ブレーキを追加。回避不可能な正面衝突の際に作動し、衝撃を軽減する。さらに、車線変更を安全に行えるようアシストするブラインドスポットワーニング機能を追加。30~140km/hで走行時、ドライバーの死角に自動車を検知した場合、スピードメーター下部に白い弧状のマークを表示。衝突の可能性が高まると、2つの赤い弧状のマークが表示され、ステアリングホイールが振動し、チャイム音が鳴る。

さらにセキュリティ機能として、特定の設定や個人情報へのアクセスを防ぐバレーモードを追加した。

なお、日本向けのナビ提供は今夏を予定。ナビに関連した機能は今夏以降の配信となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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