オートバックス、IBM製品群の採用で顧客別マーケティングを強化

自動車 ビジネス 企業動向
IBM PureData System for Analytics(Webサイト)
IBM PureData System for Analytics(Webサイト) 全 1 枚 拡大写真

日本IBMは、オートバックスセブンが、個々の顧客に適したマーケティングを迅速かつ効果的に進めるため、IBM製品群を採用した新しいマーケティング基盤を構築したことを発表した。

オートバックスセブンでは、「ポイントアップカード会員」をはじめとする会員サービスを提供し、アクティブ会員695万人が利用している。従来、各部署で顧客の購買データを収集・利用してきたが、2013年から、各種購買データの一層の活用と、オムニチャネルでのキャンペーンを迅速に展開する狙いで、マーケティング部門を再編。データ分析の一元化に取り組み、2014年11月、新しいマーケティング基盤を導入した。

新マーケティング基盤では、膨大な顧客データを蓄積する「PureData System for Analytics」、高度な分析により的確なセグメンテーションを可能にする「IBM SPSS Modeler」「IBM SPSS Statistics」を採用、さらに、個々の顧客にパーソナライズ化した情報を提供する基盤として、「IBM Campaign」と「IBM Mobile Push Notification」を採用した。
オートバックスセブンでは新マーケティング基盤の導入により、より高度で高速なデータ分析を実現。セグメンテーションの精度を向上させ、顧客に身近なスマートフォンに的確な情報提供することで、例えば、あるキャンペーンでは、開封率が25%、コンバージョン率が55%向上するなど、高い成果を実現している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  3. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る