【BMW 2シリーズ カブリオレ 発表】オープンエアドライビングの歓びを表現

自動車 ニューモデル 新型車
BMW 2シリーズ カブリオレのデザインスケッチ
BMW 2シリーズ カブリオレのデザインスケッチ 全 8 枚 拡大写真

ビー・エム・ダブリューが4月11日より発売を開始する『2シリーズカブリオレ』のデザインは、『2シリーズクーペ』が持つ高いスポーツ性に、エレガントな外観とオープンエアドライビングの歓びを融合させたものだという。

【画像全8枚】

「そのフロントフェイスは、精悍さに溢れている」とは、BMWエクステリアデザインヘッドのドマジョフ・デュケッチ氏の弁。具体的には、エンジンフードのプレスラインが、キドニーグリルへと伸び、シャークノーズと伝統的な丸型2灯式ヘッドライトが特徴的だ。

また、「路面との強いつながりを強調するライン(ナンバープレートからヘッドライト下を流れるラインなど)や、大型のエアインテークがこのクルマのスポーティな個性を明快に表している」と説明する。

サイドのデザインは、「クーペを凌ぐエレガンスさが感じられ、フラットなショルダーラインが、伸びやかなフォルムを演出している」とデュケッチ氏。「リアにかけて上昇するラインは、スポーティさを強調する重要な要素だ。また、陰影によって際立たされた逞しいリアホイールアーチが、後輪駆動のポテンシャルを強調している」と話す。

そして、「ルーフを閉じると印象は一変する」とデュケッチ氏。「オープン時のエレガントなスタイルは、より躍動感に満ちたものに感じられるのに対し、(閉じた)ルーフによってスリーボックスデザインが完成され、力強く前進するイメージを強く印象付けるだろう」と述べる。

リアエンドはクーペより幅広となり、水平方向のラインと相まって、ワイドなトレッドを強調している。また、BMWの特徴的なL字型テールランプは、「コンパクトで俊敏なこのモデルの魅力をアピールしている」(デュケッチ氏)。更に、「リアから眺めると、流麗なベルトラインが、インテリア全体を取り囲み、少し上から見ると、ボディに埋め込まれたようなキャビンが、ボートデッキを思わせるだろう」という。

最後に、「このクルマのコンパクトなフォルムは、たぐいまれな俊敏性とスポーティさを物語る。目にした瞬間、爽快なオープンエアドライビングでの、“駆け抜ける歓び”をすぐに体験したくなるはずだ」とデザインに自信を見せた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  2. 今後はアウディの定番か…開発中の『Q4 e-tron』新型、湾曲ディスプレイを激写!
  3. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  4. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  5. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る