【ホンダ S660 発表】ボディ剛性を徹底的に向上…床下やサスまわりを直線のバーで補強

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ『S660』プロトタイプ。袖ヶ浦フォレストレースウェイ(千葉県)で3月中旬に開催された試乗会にて
ホンダ『S660』プロトタイプ。袖ヶ浦フォレストレースウェイ(千葉県)で3月中旬に開催された試乗会にて 全 55 枚 拡大写真

ホンダの新しい軽ミッドシップスポーツ『S660』は、開発陣が追及した「痛快なハンドリング」のために、ボディ剛性の徹底的な向上が図られている。静ねじり剛性については、1999年に登場した『S2000』をしのぐという。

S660のようなルーフがないオープンカーの場合、車体上部に骨格を組み込めないため、ボディ剛性はすべて“腰下”が担うことになる。S660は、ねじり剛性を確保するため、直線的なの補強材「V字ブレース」が前後に設けられている。

サスペンションの“付け根”にも補強が加えられている。サスペンション取り付け部などの局所的に高い剛性が求められる部分については、さらにシンプルな補強部材が付く。

たとえば、サスペンション・ストラットの頭頂部付近。このエリアをフロント・タワーバーで連結することで、車体剛性を向上。また、ミッドシップエンジン・リア駆動というレイアウトから、リアに荷重が大きくかかることから、リア・ダンパーバーをボルト結合することで、剛性を確保しているという。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る