【リコール】ポルシェ パナメーラ など8車種、再始動不能のおそれ

自動車 ビジネス 国内マーケット
ポルシェ パナメーラ
ポルシェ パナメーラ 全 2 枚 拡大写真
ポルシェジャパンは3月31日、『パナメーラ』などのカムシャフト・コントローラに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『パナメーラ』『パナメーラ 4』『パナメーラ S』『パナメーラ 4S』『パナメーラ ターボ』『パナメーラ ターボS』『カイエン S』『カイエン ターボ』の8車種で、2009年8月17日から2012年1月17日に輸入された計1613台。

エンジンのカムシャフト・コントローラにおいて、カムギヤを固定しているボルトのボルトヘッド厚みの設計値が不適切なため、締め付け時に当該ボルトが損傷しているものがある。そのため、カムギヤの固定が緩むことで異音や点火タイミングずれによるエンジン不調が発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、カムギヤの固定が外れてエンストして再始動不能となるおそれがある。

改善措置として、全車両、カムシャフト・コントローラのカムギヤ固定ボルトを対策品に交換する。ボルトに緩みが発生している場合には、当該カムシャフト・コントローラを対策品に交換する。ボルトの破断が発生している場合には、エンジン内部を点検し、必要な修理を行う。

不具合は11件発生。事故は起きていない。市場および本国からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る