路上の落下物を避けようと急ブレーキのクルマに後続車が突っ込む

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3月28日午後1時15分ごろ、石川県能美市内の北陸自動車道下り線で、路上の落下物を避けようと急ブレーキを掛けた乗用車に対し、後続車2台が追突する事故が起きた。この事故で乗用車に同乗していた乳児が死亡している。

石川県警・高速隊によると、現場は能美市山口町付近で片側2車線の直線区間。小松市内に在住する21歳の男性が運転する乗用車は第2車線を走行。前方に落下物があることを確認し、これを避けようと急ブレーキを掛けたところ、後ろから進行してきたトラックが追突。第1車線側に弾き飛ばされたところ、さらに後ろから進行してきた軽乗用車も追突。車両3台が関係する多重衝突に発展した。

複数回の追突で乗用車は中破。後部座席に設置されたチャイルドシートに着座していた生後2か月の男児は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。運転していた男性と、助手席に同乗していた21歳の女性も打撲などの軽傷を負った。追突してきた2台の乗員にケガはなかった。

警察では後続車の車間保持や前方注視に問題があった可能性もあるとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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