JAXA、「空港低層風情報」を2016年度から実用化…システム開発を開始

航空 企業動向
パイロットはACARSを通じて、飛行中に情報を得ることが可能
パイロットはACARSを通じて、飛行中に情報を得ることが可能 全 2 枚 拡大写真

気象庁は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で研究開発してきた「空港低層風情報(ALWIN)」が、2016年度からの実用化に向けたシステム開発を開始すると発表した。

【画像全2枚】

ALWINは、気象庁が成田国際空港などに設置した空港気象ドップラーライダーや、ドップラーレーダーの観測データから、JAXAの気象情報技術により、着陸進入経路上の風情報を、航空会社の運航支援者やパイロットへ伝えるシステム。

パイロットは、管制官や運航支援者からの無線交信に加え、大半の旅客機が装備するデータリンク装置「ACARS」を使って、タイムリーに情報を得ることが可能となる。さらに、事前に風の変化に備えることもでき、安全で高効率な航空機の運航に役立つ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  5. 11/28【無料】CES2026予習&復習セミナー「前回レポートでの振り返りと今年の見どころを紹介」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る