ホンダの中国法人は4月2日、3月の中国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は6万8720台。前年同月比は14.7%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。
ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開。3月実績は、東風ホンダが前年同月比横ばいの2万8505台。一方、広汽ホンダは28%増の4万0215台と、6か月連続のプラス。
広汽ホンダでは、『フィット』が新型投入により、前年実績の2.7倍の7377台と、引き続き大幅増。一方、中国向け新型セダン、『クライダー』は3月、6625台を販売。前年同月比は50.3%減と、3か月連続のマイナス。『アコード』は、前年同月比27.1%増の7723台と、4か月連続で増加した。
東風ホンダでは、小型MPVの『ジェイド』が4433台。前年同月比は19.2%減と、3か月連続のマイナス。『CR-V』の3月実績は、前年同月比34.8%減の9655台と、3か月連続で前年実績を下回る。
ホンダの2014年の中国新車販売は、78万8276台。前年比は、4.1%増だった。2015年1‐3月は、前年同期比0.6%増の16万4927台を売り上げている。