トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は4月1日、3月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は22万5959台。前年同月比は4.9%増と、13か月連続で前年実績を上回った。
トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、改良新型の2015年モデルが、4万0800台を販売。前年同月比は2.7%減と、4か月ぶりに減少した。2013年に新型を投入した『カローラ』は、19.7%増の3万5532台と、6か月連続で増加。『プリウス』は、13.7%減の1万6038台と、2か月連続で減少する。
トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が、前年同月比27.9%増の2万5243台。中型SUVの『ハイランダー』は、0.2%増の1万3039台と2か月ぶりに前年実績を上回る。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、0.7%減の1万1508台と、3か月ぶりに減少。
レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比7.7%減の9177台と、6か月ぶりに減少。新型車の『NX』は、3633台を登録。『IS』は、8.3%減の4488台と、2か月連続のマイナス。『GS』は2374台を売り上げ、前年同月比は4.4%減と9か月ぶりのマイナス。大幅改良を受けた『CT』は、4.3%減の1416台と、4か月連続で減少する。
トヨタ自動車の2014年米国新車販売は、前年比6.2%増の237万3771台。2015年1-3月は、前年同期比10.5%増の57万5620台だった。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「第1四半期としては、過去13年で最高の実績。ピックアップトラック、SUV、ミニバンが3月は好調だった」と語っている。