【トヨタ オーリス 改良新型】欧州でネガティブイメージのあるCVTを採用する理由

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ オーリス 改良新型 グレード:120T
トヨタ オーリス 改良新型 グレード:120T 全 21 枚 拡大写真

トヨタ自動車は『オーリス』をマイナーチェンジし4月6日に発表した。

【画像全21枚】

今回のマイナーチェンジでは、同社初となる1.2リットルのダウンサイジング・ターボエンジン(8NR-FTS)にスーパーCVT-iを組み合わせたグレード「120T」を新たに設定した。オーリスの主戦場はダウンサイジング・ターボ全盛のヨーロッパだが、トランスミッションについてはCVTを採用する車種は珍しい。

トヨタ自動車 エンジン設計部の引地勝義氏によると「確かに欧州ではCVTに対してネガティブなイメージもあるが、今回は燃費を追求しやすいので採用した。エンジンとミッションを両方ともうまく制御すると、(欧州で主流になりつつある)ツインクラッチよりも燃費を稼ぐことができる」とCVTのメリットについて話す。

ツインクラッチトランスミッションは、発進時や変速時にクラッチが滑り低速ではギクシャクしてしまうなどのデメリットも存在する。低速走行の比率が多い日本では、そのデメリットがより強調されてしまう格好となる。

引地氏によると、国内では少なくともCVTの方が一般受けが良いという。

「ツインクラッチは排気量が小さいと、低速時においてトルクがうまく合わずクラッチがカチャカチャする。動きがギクシャクし、発進の際にクラッチをバンッと繋いで急発進するなんてこともある。その点CVTは、エンジンパワーが少ないときにはトルコンで補うといった制御ができるので走りやすさにつながる」(引地氏)

欧州ではこの1.2リットルエンジンにMTの組み合わせもラインアップされるが、こちらは今のところ日本導入の予定はない。MT車が欲しいという人は、1.8リットルNAエンジンを搭載する「RS」を選択することになる。

《橋本 隆志》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 光岡自動車、ノア / ヴォクシーの新型搬送車発売…機能を絞って
  2. カワサキ『Ninja H2 CARBON』2027年1月23日発売決定、国内300台予定で418万円
  3. ホンダ『ZR-V』の顔が大胆に変わる!? 2028年、大幅改良の進化ポイントは
  4. レクサス『LBX』一部改良、乗り心地の向上と新色追加…445万円から
  5. ホンダ『ヴェゼル』改良新型、快適装備を拡充…価格は277万7500円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
  3. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  4. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  5. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
ランキングをもっと見る