日産自動車は、4月20日から中国で開催される「第16回上海国際モーターショー」にて、中型セダン『ラニア』を世界初公開すると発表した。
ラニアは日産が同国の若年層向けに特別に開発・デザインした初の商品で、同社の中国での事業展開にとって重要なマイルストーンとなる。
ラニアは、2013年と2014年に中国で発表したコンセプトカー「フレンド-ミー」と「ラニア コンセプト」を進化させた量産モデル。中国の若者の発想や嗜好、ライフスタイルから着想を得て、日産が、「中国人による中国人のためのプロジェクト」として初めて手がけたモデルで、中国の若者に向けて、コンセプトカーが持つ魅力を余すことなく具現化したセダンに仕上がっている。
従来の伝統的なセダンに反し、ラニアの外観は、力強くダイナミックなデザインを採用。フロントからドアを経て、リヤにつながるキャラクターラインは、みなぎるエネルギーが解き放たれるイメージを表現しており、最新の日産デザインの特徴であるVモーショングリルやブーメラン型のヘッドランプシグネチャーも採用されている。