ソニーグループと本田技研工業(ホンダ)は3月25日、合弁会社ソニー・ホンダモビリティの事業方針を見直すと発表した。2022年に設立されたソニー・ホンダモビリティは、新たなモビリティ体験の創出をめざしていた。
同時にソニー・ホンダモビリティは、EV第1弾の『AFEELA 1』および第2弾(SUV)について、開発および発売を中止することも公表した。これにより、ブランド「AFEELA」として計画していた複数モデル展開は大きく方向転換する。
●ホンダが四輪電動化戦略を見直し
今回の見直しは、ホンダが3月12日に発表した四輪電動化戦略の見直しと連動する動きだろう。ホンダは、ラインナップのEV化を中心とした従来の方針から、需要や地域特性に応じて複数のパワートレインを組み合わせる現実的な戦略へと転換している。
こうした戦略変更の中で、ソニー・ホンダモビリティの事業計画策定時にホンダからの提供を前提としていた、技術やアセットの活用が困難な状況となった。専用EVブランドとして位置づけられていたソニー・ホンダモビリティの役割も見直される形となった。
AFEELA 1をすでに予約している米国カリフォルニア州の顧客に対しては、予約金の全額返金の手続きをすみやかに開始するという。




