違反車両に停止を命じた警官、ひき逃げされ重傷

自動車 社会 社会

5日午後1時50分ごろ、滋賀県豊郷町内の国道8号で、交通違反車両に停止を指示した警官に対し、このクルマが衝突する事件が起きた。警官は重傷を負ったがクルマは逃走。警察は後に29歳の男を公務執行妨害などの容疑で逮捕している。

滋賀県警・彦根署によると、現場は豊郷町安食西付近。同署が交通違反の取り締まりを実施していたところ、シートベルト未着用の男が運転している軽乗用車を発見。47歳の男性巡査部長が旗を出して停止を命じたところ、クルマは巡査部長が持っていた旗に衝突した。

巡査部長は衝突の弾みで転倒し、左肩の骨を折るなどの重傷。クルマはそのまま逃走したことから、警察は重傷ひき逃げと公務執行妨害事件として捜査を開始。ナンバーや車両の特徴から、東近江市内に在住する29歳の男が容疑に関与したものと断定し、翌6日に傷害や公務執行妨害容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「違反キップを切られたくなかった」などと供述しているようだ。警察では事件発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る