子育て中のママは、週1回“イラオコ”状態に…断トツの理由1位

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子育て中にイラオコした経験(ママの年代別、子どもの年齢別、働くママ/専業ママ別)
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 エヴォルブド・インフォは10日、「子育てママのイライラに関する実態調査」の結果を発表した。育児イライラを解消するノウハウを盛り込んだ書籍『ハピニコマスター★ヨンヨンの7日間イラオコダイエット』が同日に発刊されることを記念して実施したものだ。

 この調査は、20代~40代で、3歳~10歳の子どもを持つ全国のママ644名から回答を得ている。調査時期は4月1日~2日で、有職者52.2%・専業主婦47.8%、末子の年齢が3~6歳55.1%・7~10歳44.9%といった内訳になっている。

 まず、子育て中に子どもにイライラしたり、怒ったりしてしまうような「イラオコ経験」があるかどうかを聞くと、全体の95.8%が「ある」と回答。その頻度としてもっとも多かったのは「毎日のようにある」で52.2%と過半数になっている。「週に3~4回」19.9%、「週に1~2回」13.5%がそれに続き、計85.6%が「週に1回以上はイラオコしている」ことが判明した。

 年代別では40代に比べて20代~30代が10ポイント以上高く、また子どもの年齢は「7歳~10歳」に比べて、「3歳~6歳」が20ポイント以上も高かった。働くママと専業ママとの比較では、「専業ママ」のほうが高い傾向がみられた。家事や子育てからのリフレッシュ機会が少ない専業ママのほうが、イラオコ度が高い模様だ。

 次に、実際に「イラオコしている場面」について複数回答で聞いてみたところ、ダントツの1位は「言うことを聞かない」74.6%と圧倒的。次いで「やるべきことを言うまでやろうとしない」55.6%、「遊びの後片付けをしない」46.4%、「言うことにいちいち文句を言う」34.2%などが続いた。

 さらに、「あなたが子どもにイラオコしてしまう本当の理由」を深く聞いてみると、「子どもに規則や約束を守ることの大切さを教えたい」が58.3%で1位。「育児、家事、仕事などで疲れている」35.7%、「子どもに正しい生活のリズムを教えたい」30.5%、「自分自身の時間を持ちたい」25.0%、「ストレスを発散する時間・機会がない」24.5%などが続いており、子育てへの感情と、自分自身の疲れやストレスなどが混ざっている心情が伺える。また「イラオコに乗じて手を上げてしまったことがある」と回答したママは全体の80%と圧倒的多数で、ママの年齢が若く、子どもの年齢も若いほど、手を上げてしまっている頻度が高いことも明らかとなった。

 こうした子育てのストレス解消方法について、「実際にやってみたこと」と、そのなかで「もっとも効果があったこと」についてそれぞれ聞いてみたところ、やってみたことの1位は「友達とおしゃべりをする」56.1%、2位と3位はほぼ同率で「甘いものを食べる」54.5%、「美味しいものを食べる」52.5%、4位「ショッピングをする」49.7%となった。具体的にストレス解消に「もっとも効果があったこと」では、やはり「友達とおしゃべりをする」27.3%がトップ。以下の順も「甘いものを食べる」「美味しいものを食べる」と、同じ順だった。また「長時間寝る」「お酒を飲む」「趣味に没頭する」などといった声もあがっている。

 最後に「子どもがいて良かったと思うか」どうかの質問と合わせ、良かったと思う内容について自由回答で聞いてみたところ、実に9割以上(90.8%)が「良かった」と回答。「子どもの成長を感じた時」「子どもの笑顔を見た時」「子どもの寝顔を見た時」など、その他にも「ありがとうと言われた」「自分もいっしょに成長できる」「いつも思う」など、子どもを思うママの愛情が前面に出ている意見が多数集まったという。

 『ハピニコマスター★ヨンヨンの7日間イラオコダイエット』は、育児のイライラを解消するノウハウを盛り込んだ書籍。ママであれば誰でも体験する「イラオコ」と楽しく向き合い、子どもとの毎日を「ハピニコ」にするためのノウハウ、気持ちの持ち方と感情のコントロールの仕方、誰でも簡単にチャレンジ・修得できる具体例を伝授し、育児をもっと楽しくラクにしてくれる内容となっている。価格は999円で、Amazonなどで購入可能だ。

子育て中のママは、週1回“イラオコ”状態に……断トツの理由1位

《冨岡晶@RBB TODAY》

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