タクシー車外で倒れていた運転者、病変で死亡と判断

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7日午前4時55分ごろ、東京都葛飾区内の区道で、路上に停車したタクシーの車外に運転手の男性が倒れているのを通行人が発見。警察に通報した。男性は収容先の病院で死亡。外傷があったことから事件と事故の両面から捜査したが、後に病死と判断されている。

警視庁・葛飾署によると、現場は葛飾区細田付近。現場を通りかかった新聞配達員が路上に停車しているタクシーと、その横に倒れていた運転者とみられる男性を発見。男性に意識が無かったことから警察に通報した。

これを受けて急行した同署員が意識を失って倒れている男性を確認。男性は近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。後の調べで江戸川区内に在住する66歳の男性と判明している。

タクシーは運転席側と後部左側のドアが半開きの状態。死亡した男性の顔面には打撲痕があったが、致命傷とみられるものではなかった。警察では事件と事故の両面から捜査を開始したが、現場に争った様子は無く、車内の売上金などはそのまま残されていた。

警察では現場付近まで客を乗せてきた男性が、客の降車直後に体調不良を起こし、意識を失った状態で運転席から男性が転げ落ちた可能性が高いと判断。疾病原因による変死として、現場まで至った経緯などを詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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