さらに安全性アップしたスバル レヴォーグ…「アドバンスドセイフティ」を試してみた

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EyeSightの真ん中にもうひとつカメラ。HBA
EyeSightの真ん中にもうひとつカメラ。HBA 全 16 枚 拡大写真

スバルが16日に発表した『レヴォーグ』の年次改良の目玉は「アドバンスドセイフティパッケージ」だろう。JNCAPの予防安全性能アセスメントで満点を獲得した同車に、さらに側面および後方警戒システム、ハイビームアシストなどの機能が追加される。発売は4月21日。

【画像全16枚】

アドバンスドセイフティパッケージに含まれるのは、対向車ライトを検知して自動的にヘッドライトのハイ/ローを切り替える「ハイビームアイシス」(HBA)、EyeSightの動作状況をフロントガラスに投影する「アイサイトアシストモニター(EAM)」、左ドアミラーにカメラを取り付けた「サイドビューモニター」(SVM)、ミリ波レーダーによる後方車両の接近を知らせる「スバルリヤビークルディテクション」(SRVD)の4つだ。

HBAは、ルームミラーの支柱部分に取り付けたカメラで夜間の対向車を認識する。基本的には対向車線の車を認識するが、自転車のライトでも切り替わることがあるという。歩行者は認識しないが、40km/h以下では動作しないので、街中や住宅地では速度を落とせばよい。ライトのスイッチをAUTOにして、レバーをハイに倒すとHBAがONになる。

EAMは、赤、黄色、緑のLEDのインジケーターの光が運転席側フロントガラス下部に投影される。LEDはEyeSightの作動状況(前車追従、ブレーキ介入など)を示す。LEDは、ボンネットフードのところに重なるように投影される。

SVMはダッシュボード中央の小型スクリーンに左ドアミラーからの映像(運転席から死角になるエリア)が表示される。左側の低いポールや子ども、自転車などの障害物を視認できる。アラウンドビューやバードビューの場合、白線などはきれいに表示されるが、周辺が壁や植え込み、自転車などの場合、車の位置と障害物の位置が鮮明でないことがある。このような場合、むしろカメラ画像のほうが対象がはっきり確認できるので便利だ。リアビューモニターが慣れると手放せなくなるように、SVMもそんな装備になるかもしれない。

SRVDは、リアバンパーに内蔵された2つのミリ波レーダーが、左右後方から近付く車両を検知し、ドアミラーに警告表示を行ってくれる。このときウィンカーを出して車線を変えようとすると、さらに警告音で知らせてくれる。高速道路などでは死角に入ったまま同じスピードで移動している後方車両や、すり抜けバイクなど知らせてくれるはずだ。また、SRVDは、前向き駐車からバックででるときに左右からくる車なども知らせてくれる。狭い駐車場でとなりに大きい車やワンボックスがいたり、壁・柱等で見通しが悪いときに役立つだろう。

試乗は昼間だったのでHBAのテストはできなかったが、SVRとSRVDは、アラームとしてはかなり実用的ではないかと思った。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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