ブロードバンド料金、最大57%の値下げへ 通信大手が同意…マレーシア通信マルチメディア相

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(参考画像)
マレーシア(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

アハマド・シャベリー・チーク通信マルチメディア大臣は15日、ブロードバンドの基本パッケージの価格が向こう1カ月から2カ月の間に11-57%値下がりすると明らかにした。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

通信大手のセルコムやDiGi、Uモバイル、マキシス、テレコム・マレーシア、タイムドットコムが値下げに同意したもので、各社が値下げに関するシステム変更などの準備ができ次第価格が下げられるという。

値下げに伴い、第3世代(3G)の高速パケットアクセス付き、1ギガバイトのポータブル・ブロードバンド・パッケージの価格はプリペイド、ポスペイド共に25リンギとなるという。現在の価格からは14%程度の値下げとなる。

テレコムが提供する1ギガバイトのデータ利用が無料の1メガビット/秒(Mbps)のブロードバンドの基本パッケージの月額利用料金は現在の88リンギから38リンギに値下げされる。

アハマド・シャベリー・チーク通信マルチメディア大臣は、値下げに伴い提供されるサービスの質が落ちないよう、政府は通信各社に対して投資の内容見直しを求めると指摘。政府は今後も通信セクターの発展のためにインフラ整備などに注力する方針だ。

同相は、マレーシアにおけるブロードバンドコストはシンガポールとブルネイを除くと最も競争力があると指摘。今後も域内の他国に負けないようなインフラ整備をすると述べた。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  6. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  7. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
  8. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  9. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  10. 三菱『アウトランダー』に初のオフロード仕様!「トレイルエディション」米2025年モデルに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る