「2010年代に生徒ひとり1台のタブレットを普及」へ政府の取り組み

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 追手門学院大手前中・高等学校と日本電信電話(NTT)、西日本電信電話(NTT西日本)、エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ(NTTLS)、すららネットは4月16日、ICTを活用した新たな学びの実現に向けた共同トライアルを実施すると発表した。実施期間は4月16日~7月末。

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 現在、政府は2010年代に児童生徒1人1台のタブレットを普及させ、これを有効活用するためのクラウド基盤の整備に向けた取組みを進めている。NTTグループでは、2011年度より3年間にわたって「教育スクウェア×ICT」フィールドトライアルを実施し、ICTの有効性を検証してきた。また、すららネットはクラウド型学習システム「すらら」を提供。追手門学院大手前中・高等学校はICTの活用をはじめとした「新しい学び」を追求した教育を実践している。

 追手門学院大手前中・高等学校とNTTグループ、すららネットは、ICTを活用した「協働での学び合い」と「個に応じた学び」を連携した授業実践を行い、生徒の「総合的な学力の向上」や教員による「多面的な指導」といった新たな学びの実現可能性について、4月より共同で検証を行う。

 トライアルでは、追手門学院大手前中・高等学校の一部教室に電子黒板や1人1台のタブレット、無線LAN環境といったICT環境を構築し、協働学習の仕組みとしてNTTLSの授業支援アプリケーション「テックキャンバス」、個別学習の仕組みとしてすららネットの「すらら」を導入する。

 なお、トライアルの取組み模様を発表する場として、公開授業の実施を予定している。実施日程などの詳細は、今後「教育スクウェア×ICT」のホームページにて案内するという。

NTTグループら、クラウド型学習システムを活用した共同トライアル実施

《工藤めぐみ》

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