無免許と飲酒運転で死亡ひき逃げの男、起訴内容を認める

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今年2月、佐賀県佐賀市内の国道207号で死亡ひき逃げ事件を起こしたとして、道路交通法違反の罪に問われている27歳の男に対する初公判が13日、佐賀地裁で開かれた。被告は起訴内容を認め、公判は即日結審している。

問題の事故は2015年2月14日の午前3時20分ごろ発生している。佐賀市西魚町付近の国道207号(片側1車線の直線区間、横断歩道と信号機あり)で、47歳の男性が頭から血を流した状態で倒れているのを通行人が発見。警察に通報した。

男性は収容先の病院で死亡。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、小城市内に在住する27歳の男が容疑に関与したものと判断。ひき逃げ容疑で逮捕したが、後に事故当時は酒気帯び状態だったことや、無免許での運転だったことが判明しており、検察は道交法違反の罪で起訴している。

13日に佐賀地裁で開かれた初公判で、被告の男は起訴内容を全面的に認めた。続いて行われた冒頭陳述で検察側は、被告が約2年前から日常的に無免許運転を繰り返してきたことを指摘。裁判所に対して懲役1年6か月の実刑を求め、即日で結審した。

《石田真一》

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