米国の自動車大手、フォードモーターは4月18日、新型フォード『トーラス』の概要を明らかにした。実車は4月20日、中国で開幕する上海モーターショー15で初公開される。
トーラスは、フォードブランドのフラッグシップセダン。日本にも、かつて正規輸入された過去がある。現行トーラスは6代目に当たり、2009年1月のデトロイトモーターショーでデビュー。上海モーターショー15でワールドプレミアされる新型トーラスは、現行型のデビューから6年を経て、モデルチェンジ。7世代目モデルとして登場した。
歴代トーラスでは、新型が中国初導入。中国では、新しいプレミアムビジネスセダンとして投入される。新型で重視されたのは、魅力的なデザイン、優れたクラフトマンシップ、先進技術など。インテリアは、素材を厳選し、広く上品な空間を追求した。
中国向けのパワートレインには、フォードモーター自慢の新世代パワートレイン、「エコブースト」を設定。直噴2.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、2個のターボで過給される。
中国市場向けの新型トーラスは、フォードモーターと長安汽車の中国合弁、長安フォードの中国浙江省の杭州工場で、現地生産される予定。