【全日本モトクロス 第2戦】カワサキの勢いが凄い!! 2015年シーズンの「IA1」

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IA1クラス、ヒート1とヒート2、両レースでダブルウインを達成した「K.R.T.(カワサキ・レーシング・チーム)」の新井宏彰。
IA1クラス、ヒート1とヒート2、両レースでダブルウインを達成した「K.R.T.(カワサキ・レーシング・チーム)」の新井宏彰。 全 12 枚 拡大写真

4月20日、埼玉県川越市のオフロードヴィレッジにて開催された「2015 MFJ 全日本モトクロス選手権シリーズ第2戦 関東大会」の決勝。

「IA1」クラスの表彰台の真ん中で開口一番「やったぜー!」と歓びを露わにしたのは、ヒート1とヒート2、両レースでダブルウインを達成した新井宏彰。

レース後、両レースとも追う展開となり、レース終盤に入ってから攻め込んだことを振り返ると、「ピンピン(両ヒート1位)は2009年にここで1回だけ獲ったことがありますけど、それ以来なので本当に嬉しいですし、次戦以降の良いキッカケにもなると思います」とコメント。「狙うはシリーズチャンピオンです!!」と、この日の走り同様、言葉も力強かった。

また、同じ「IA1」クラスで、存在感を見せつけたのは、ヒート2で2位となった三原拓也。

「ホールショットで飛び出したものの後続に抜かれ、6~7番手まで落ちちゃいましたが、そこから身体のリズムが良くなり楽しく乗れました。今まで成績が振るわずに、まわりの皆さんに迷惑をかけたのですが、それでも応援してくれる方々やサポートしてくれるスポンサーのおかげで、こうやってレースができています。これを機に、次戦の広島大会も優勝を目指して頑張ります」

と、レース後には自らを奮い立たせるコメントを口にした。

新井も三原も「K.R.T.(カワサキ・レーシング・チーム)」。今季はグリーンのマシンが、暴れてくれそうだ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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