マレーシア新たな最低賃金、年内にも発表か

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リチャード・リオット人的資源相は、政府が年内にも新たな最低賃金額を発表する可能性があると明らかにした。

最低賃金制度は、2013年1月1日に導入された。最低賃金は半島部で900リンギ、サバ・サラワク州、及びラブアンで800リンギ。2年ごとに見直すことが決められている。

リチャード大臣によると、昨年開始した見直しの作業はすでに終了しており、見直し案は2カ月前に下院議会に提出した。現在議会の許可を待っている段階だという。

一方で情報筋によると、最低賃金額は半島部で1,000リンギ、サラワク州で900リンギ、サバ州・ラブアンで850リンギとなるという。

マレーシア労働組合会議(MTUC)は1,200リンギに引き上げを求めており、半島部とサバ・サラワク州において金額を統一すべきとの見解を示していたが、雇用主らは反対した模様だ。
(ザ・スター、4月19日)

広瀬やよい

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